社員旅行で「まくら投げ」を勧める理由
どもー!全日本まくら投げ大会でインストラクターをしている大塚ですー!
最近、社員旅行で「まくら投げ」をやりたいという問い合わせが多く寄せられています。修学旅行での体験を大人になっても忘れられないのでしょうか。
せっかくなので、まくら投げを勧める3つの理由を書きますね!
ほぼ、みんな初体験のレクリーション!
社員旅行で体験をしよう!といっても中々全員の総意を得られるものって多くないですよね。得意不得意があったり、季節によって体験できるものがなかったり...。
でも、まくら投げは「全員が知っている」その上で「正式なルールでやったことがある人」が少ないというのが、「お、みんな初体験みたいだしやってみようか!」的な空気を発生させることができます。
メディアでも少し話題になってますし、知ってはいるけどやったことないって人も増えてきているはず!
そんな今、ぴったりなのが「社員旅行でまくら投げ」という訳です。
そして、やってみたら案外楽しくて「よっしゃ全国大会も出ちゃおうか!」となれば、会社の名前を背負った社内チームが全国大会へ...。これは広告効果も期待できるのとちゃいますか!?
思いっきり投げても変な空気にならない
日頃、社会からの抑圧を少なからず受けている皆さんにも楽しんでいただけるのではないかと思います。
そんな時に思いっきり枕を投げてストレス解消しちゃってください!
案外、しっかり投げないとヘニョっとした感じになってしまうので、「オラァー!」ってくらい投げて、ちょうど良い速さの枕を投げることができます。
当たっても痛くないですし、上司に当たっても仕方ありません。
だって、まくら投げですからね!
笑いが絶えないのは間違いございませんので、試しに一度、まくらを投げてみてください。
意外な戦略性、チームビルディングにも使える!
こちらの記事でも書いたのですが、実は戦略性の高いスポーツまくら投げ。
誰がどのポジションで、どんな動きをするか。
どのタイミングで「先生が来たぞ〜」のコールをするか。
大将の守りを厚くするか、攻めまくるか...などなど、これまで経験してきたスポーツなんかも加味しながら作戦を立てていく楽しさもあります。
これまでパッとしなかった彼が意外にもピローファイターの才能があった!なんてこともあるかもしれません。
社員旅行なら、是非とも発祥の地「伊東温泉」をご検討くださいね!
宿もまくら投げも全て手配いたします!
それではお待ちしてまーす!
まくら投げに「正式なルール」があるって知ってた?
全日本まくら投げ大会...どこかで聞いたことありませんか...
実はまくら投げってスポーツになっていて、年に1度「まくら投げ日本一」を決める大会が静岡県伊東市の体育館で開催されているんです...。
私、そのインストラクターをしています。大塚です。
この機会にどうぞ、よろしく。
まくら投げにはルールがある!
詳しいことは、こちらを見てください。
最近だと日本一のピローファイターになるために600人くらい集まって枕を投げている何事が知れない一大イベントになっているのですが、とはいえ、まだまだ知名度も低いので、こうして地道にブログを書いて普及活動をしています。
先にルールの説明しましょうかね。
まずは、イメージがつきやすいようにコートをお見せします。
40帖の畳が図の様に並べられておりまして、それぞれのフィールドに枕が5個ずつ。計10個のまくらを投げ合います。ちなみに、左右の灰色の四角は敷布団でございます。
基本ルールは
① 6〜8人でチームを組んで参加する
② 4つのポジション(大将・リベロ・アタッカー・サポーター)を決める
③ 枕が当たったら後方の布団へ戻って「就寝」する
④ 2分1セットの3セットマッチ
⑤ 「先生が来たぞ〜」コールで時間を止めて、枕を回収できる。
⑥ 試合終了後、フィールドに多くの選手が残っているか、相手大将を倒したら勝ち
ざっくり言えば、こんな感じです。一つずつ解説していきましょう。
メンバーのポジションを決める
どんなスポーツにも大体ありますよね、ポジション。
まくら投げの場合は
1, 当てられたら即負けの大将1名
2, 相手の枕を布団でガードするリベロ1名
3, 相手に枕を投げて就寝させるアタッカー3名
4, フィールド外に出た枕を回収して戻すサポーター1〜3名
が必要となります。
大将はフィールドの中の布団からスタート。それ以外の選手はフィールド後方の布団に寝た状態からスタートします。
試合が始まったら、リベロは最前線までいって枕をガード。試合終了30秒前(リベロ終了前)まで無敵です。
アタッカーはひたすらに枕を投げて相手に当てたり、時には大将を守ったり(タンクアタッカー)します。
アタッカーが3人いることも重要で、誰がどのあたりから攻めるのか、利き手によってどっちサイドから投げるのか等、戦略性がかなりあります。
勝つための条件・就寝しないといけない時
続いては、「どうしたら勝てるのか」についてお話しましょうね。
先述の通り、相手の大将やアタッカー諸々を就寝させていくというお話なのですが、全日本まくら投げ大会には「生き残るには、ただ避けるのみ」という格言がありまして、「キャッチ禁止」「枕を枕でハタキ落とすの禁止」です。
空中で投げられた枕同士が偶然ぶつかる「かち合い枕」は認められていますが、故意に撃墜するのはダメです。
それからもう一つ「フィールドの場外に出ること」も厳しく就寝判定を取られます。こちらをご覧ください。
この様に足が出てしまうと、その場で就寝となります。
枕の弾道は読み易いので、落ち着いて相手を見ていれば女性でも最後まで残ることも出来ますよ!ちなみに2019年2月の全国大会では中学1年生5人と大人3人のチームが日本一になっているので体格や力も関係ありません!
そして、重要なのが試合終了時間残り30秒。
この時になると「リベロ終了!」のコールと共にリベロは布団を捨ててアタッカーへと転身します。フィールドの移動制限(主に大将とリベロ)もなくなり、地獄の白兵戦になります。
最後の30秒は激アツということです!
「先生が来たぞ〜!」コールとは?
さぁ、このまくら投げ大会の要のルール「先生が来たぞ〜!」コールについて説明しますね。
各試合では最大3セットまで行われるのですが、各チーム1回・1セット内にどちらか1チームのみが使えるのが「先生が来たぞ〜!」コールです。
どちらかのチームが「先生が来たぞ〜!」コールをすると、コールしたチームの大将以外は全員正座(相手チームの大将は布団に戻って就寝)しなくてはなりません。
10秒間、時が止まりコールをしたチームの大将は相手フィールドの枕を回収することができます。相手チームの枕を削り、大将も初期位置へ戻されるので一発逆転の大チャンスが発生します。
これを残り31秒とかで使うと直後にリベロ終了になるので、それが発生するとピンチですよね。そういったタイミングの読み合いも重要になってきます。
かなーり早足にざっくりと説明しましたが、こちらが全日本まくら投げ大会の全容です。シンプルながら、スポーツと同様に細かいレギュレーションもあって奥深いコンテンツに仕上がっております!
海外からも注目が集まっている「makuranage」をこれからも広めていきますねー!
別の機会に戦術や戦略の解説もいれていきたいと思います!
それでは、また!
まくらの投げ方にはコツがある!「ベルヌーイ投法」を身につけよう!
どもー!全日本まくら投げ大会インストラクターの大塚です!
実は先日、虎ノ門で開催された「いっぴんいち」というイベントに出店してきました。
「みんなの逸品を 一品だけ売る1日限りの商店街」というコンセプトに対して
その軒下に連ねたのが「まくら投げ屋」
「正しいまくらの投げ方講座」を店頭で販売したのです(無料ですけど)
もう少し言えば、概念を売っていました。
その時にお伝えしていた「正しいまくらの投げ方」をこちらでもお伝えしましょう!
一般的なベルヌーイ投法
まず最初にご紹介するのはこちら。
2014年に東京理科大学の大学生が考案したとされる「ベルヌーイ投法」
枕に揚力っぽい何かを発生させて、勢いのある枕を生み出す方法です。
いきなり、何を言い始め他のですかね。
まずは握り方にポイントがあるのでお教えしますね。
①利き手とは反対の手で枕を縦に持ちます
②枕の下から三分の一くらいのスペースを利き手でギュッと握ります
③この時に小指から握りしめるのがポイントですよ!
この時点で左右に枕を振ってみてください。反動があるはずです。
(って言うと7割くらいの人は「あるある〜」って言ってくれます。)
この反動を利用して投げます!
ただ、反動だけでは上手く飛ばないので、投枕フォームにも注目しましょう。
④テイクバックは、掴んだ枕を出来るだけ後方に振り被ります。
⑤この時に後ろ足に重心が乗りますね?(乗る乗る〜!)
⑥その重心を前に出した足へ移しながら、枕を前に投げます。
⑦重心を移動させる時に、腰を切り、
⑧腰を切ることで肩が前を向くのでその勢いを使って腕を振り下ろします
⑨枕が自分の側面に来たら、手首のスナップを利かせて回転させてください
⑩手を離すのは、自分の身体の側面より少し前くらいが良いでしょう。
そうすると、ヤバイ勢いで飛んでいきます。
お試しください。
女性におすすめ!ベルヌーイ投法の両手投げ!
片手で投げるのが難しい!という方でも大丈夫です!
同じフォームに加えて、両手を使って投げることで力が弱くても良い枕が投げられます!
首都圏予選会を2連覇した公認チーム「ブランホワイト」の大将は女性ですが、
この方法で攻めの試合展開をしていますよ!
是非、自分なりの投げ方を見つけてくださいね!
では!